2021/12/20 08:16


本日は、鹿モモ肉を削ぎ切りした筋膜付近の端肉をつかって、鹿肉de焼きそばを作ってみました。
鹿肉と焼きそばって、意外な組み合わせだね!
鹿肉=特別なレシピ』をイメージされる方が多いんですが、身近で一般的な料理にも応用いただけるということを、知っていただきたくて、焼きそばを選んでみました。
そうなんだね。

(一口大にカットした鹿のモモ端肉、白く見える部分は薄い筋膜です)
鹿のモモ肉(特に外モモ肉)は、肉の表面に白く張りついた筋膜を、こそいでから調理する必要があります。
筋膜が張り付いたままだと、熱が通った折に、硬くなってしまうんだよね?
初めの頃は、そんなことも知らずに、筋膜が張り付いたまま調理していたもので、「鹿肉って、やっぱり硬いね!」なんて勘違いしていた頃を、懐かしく想い出します😅
そうそう。なかなか噛み切れないし、飲み込めないから、苦労してたよね?😆
そうでした!この筋膜と一緒に、少し多めの赤身肉もこそいだ端肉を細かく刻んで、煮こんだり炒めたりすると、いい感じの酒の肴になることを知ったときは、とっても嬉しかったもんですね。
そして今回は、酒の肴ではなく、ガッツリ焼きそばにしてみたんだね。

(冷めたフライパンで多めの胡麻油を使って炒めるのがポイント)
愛用の中華鍋に胡麻油を入れて、鹿肉を投入して炒めてゆきます。
冷めたフライパンに多めの胡麻油が、鹿肉を焦がさないコツだったよね?
その通りです。いい感じに鹿肉が炒まってきたら、取り出して、お皿に分け置きます

(火が通り過ぎると硬くなるので、半生くらいの加減で)
火が通って、美味しそうな艶になってきたね!

(ここから、いよいよ焼きそば本編に入ります)
強火で、ジャンジャン焼きそばを炒めて、軽く焦げ目がついてきたら、ソース投入!
焼きそばとソースの焦げる香りって、たまらなく食欲をそそるよね😘



(再度、鹿肉を投入しました)



先ほど取り分けておいた鹿肉を再投入して、焼きそばと絡めながら、炒めてゆきます。
鹿肉の焼ける香りも合わさって、食欲と胃を直撃してます😆
ソース・塩・胡椒で味を調えて、お皿に盛ったら、出来上がり!
鹿肉de焼きそば、いただきま~す!

(焼きそば4玉、鹿肉200gの豪快鹿肉焼きそばの出来上がり)

《本日の小咄ブログのポイント》

その壱:鹿肉は、身近で一般的な食材として活躍できます!

その弐:鹿肉の筋膜部分は、煮込むと美味しいです。

その参:鹿肉と焼きそばのソース味は、意外と相性抜群です!